リア充オタクに憧れて

リア充オタクを目指すアラサー男子の徒然日記

『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』感想

先日、久々にポケモン映画を見てきましたので、簡単に感想を書きたいと思います。


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www.pokemon-movie.jp


リメイクというよりオリジナルに近いストーリー


まず最初に、今回CM等見る限り、20年前に始まったアニメ・ポケットモンスターのリメイクなのかな、と思う方も多かったかと思います。実際、自分もそんな感じでした。

しかし、実際見てみますと、リメイクというよりはオリジナルストーリーに近いです。より正確に言ううならば、アニメ・ポケットモンスターの違う世界観を描いた作品、といった感じでしょう。

そのため、アニメ版との差分は非常に多いです。たとえば、

① ホウオウを巡るストーリー

サトシとピカチュウ旅立ちの日にホウオウと出会い、ホウオウが落とした虹色の羽を手にします。その後、旅の途中、「虹色の羽に導かれ、ホウオウに出会う者、虹の勇者とならん」という伝説を聞いたサトシは、ホウオウが住むテンセイ山を目指す、というストーリーです。

従って、アニメ版のようにカントー地方を巡るような旅は本作では描かれていないです。一瞬だけ、タマムシジムリーダーのエリカ様が登場するのは少し興奮しました笑。

② カスミとタケシは出てこない

一番大きい差分と言えば、本作にはカスミとタケシは一瞬も登場しません。その代り、たまたま旅の途中であったマコトとソウジというオリジナルキャラクター達と一緒にテンセイ山を目指すこととなります。また、ライバルのシゲルも登場しません。

カントー地方ポケモンだけでない

冒険の舞台はカントー地方なので野生のポケモンカントーポケモンが多いですが、トレーナーが所持しているポケモンは最新作のポケモンまで登場します。

ちなみに、先ほど紹介したサトシと旅するマコトのパートナーはポッチャマ、ソウジのパートナーはルカリオです。ピカチュウポッチャマが仲良く遊んでる姿は本当になごみます。

④ サトシの手持ちが最大3匹

尺の関係かもしれないですが、サトシの手持ちはピカチュウ含め最大3匹でした。

ロケット団の扱い

ロケット団はそのままムサシ・コジロウ・ニャースが登場しますが、1ポイントギャグ要因で、サトシ達との絡みが皆無でした。完全におまけ扱い笑。


・・・と、ストーリーや登場キャラクターが全く違った本作。では逆に、アニメ版と同じ部分はどこだったのか??


アニメ版と同じ部分

① アニメ1話の展開


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まず最初に挙げるのが、アニメ1話の展開。劇場版では15分程だったので少しスピーディーでしたが、最初ピカチュウと上手くいかず、オニスズメの軍隊に襲われることをきかっけに絆が芽生えるストーリーはアニメ版と全く同じでした。とにかく懐かしさ満点です!

今思えば、2話以降からずっとピカチュウは素直で優しいのですが、1話だけは憎たらしくて逆に可愛いんですよね。今の子供達は知ってたのかな?

バタフリーとの別れ


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2つ目はバタフリー別れのシーン。アニメでも人気のあった「バイバイバタフリー」が、劇場版でも再現されています。

とはいっても、キャタピー含め、バタフリーの登場シーンは少ないので、劇場版では取って付けた様な感じが強いです。それでも 脳内補完もあって涙が出そうなくらい感動してしまうのは不思議ですね

ヒトカゲとの出会い方

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三つ目はヒトカゲとの出会いのシーンです。 アニメ版 同様、弱いことを理由にトレーナーに捨てられてしまうヒトカゲ。雨の中弱っているところをサトシに助けられ サトシの仲間になります。

ただアニメ版と違うのは、ヒトカゲを捨てたトレーナーが最後までサトシのライバルとして登場します。最後の方のこのトレーナーとの戦いは激アツです。

感想


とまあ、昔のシーンを入れつつもオリジナルストーリーだったわけですけども、ではずばりどうだったのか?


悪かった点から言うと まずオリジナルキャラが薄かったところですかね。二人とも何か悩みを持っていたような感じはあったのですが、あまり劇中では触れられず、ストーリーに大きな意味をもたらせた感じではなかったです。多分ポッチャマ ルカリオを出したかっただけなのかなと思ってしまいます。

後はバタフリーの件もそうですけど、オリジナルの部分が強すぎてリメイクされてる部分が少し薄いのも残念ではありました。ホウオウに関するストーリーは軸がぶれぶれで最後までよくわからず、雰囲気便りなのかなと感じてしまいました。


では良かった点はと言うと、やはりサトシとピカチュウの間の絆の深さでしょう。

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最後のバトルで サトシ達がピンチになった時、お互いがお互いを助け合う場面や、離れ離れになった時のピカチュウの涙は号泣ものです。出会いのシーン、すなわち二人が友達になったシーンから描かいているからこそ、より深みが増しているのかなと思っています。

印象的だったシーン


ところで、個人的に一番印象的だったのが、サトシの夢のシーン。途中バトルに負けて自暴自棄となってしまうサトシ。仲間だけでなくピカチュウにさえ八つ当たりしてしまい、孤立してしまいます。そんな中、謎のポケモンにより、サトシはある夢を見させられるのです。

その夢の中では、サトシは小学校に通っており、何事もない毎日を過ごしています。ピカチュウは愚か、ポケモンがいることすら忘れてしまっている状態でした。しかし夢の中でサトシは、少しづついつも一緒にいてくれたパートナーの存在がいたことに気づき、やがてもやもやとした影からピカチュウの存在をはっきりと思い出します。目を覚ました時、目の前にいたピカチュウを抱き寄せ、涙ながら謝罪するという場面でした


何が印象的だったこと言うと、結構唐突な場面だったんですね。これまでポケモンがいないという世界を、ポケモンのアニメ自体が表現した事なんて当然ないわけですから

ここで何が言いたかったのかを考えた時に、ひとつ思ったのは、私みたいに久しぶりにポケモンアニメを見にきたオトナたちに対するメッセージだったのかなと。 昔子供の時に夢中になりながらも 大人になるにつれてその存在を忘れてしまった大人達。そんな大人達の心の中に眠ってしまった物を、もう一度思い出してみて欲しいと、言うことを伝えたかったのかなと、感じています。

そういう意味もあって、子供にはもちろん、ポケモンが好きだった大人たちこそ見るべき作品であると実感しています。変わらず20年、この間愛され続けた からこそできる ことなのではないでしょうか


長くなりましたが、最後に一つ。

やはりポケモンの世界素晴らしいです。